手を伸ばして
もうすこし下 僕の肩をさすって
疲れた一日の終わり
とっくに陽がのぼっていても
目を閉じるのはやっとのことで
他の人より遅く門を閉める
僕の一日の終わりに
冗談っぽく耳をくすぐったり
一日中違う世界にいても僕ら
一日の終わりはいつも一緒だから
君のその肩が
君の小さなその両手が
疲れた一日の終わり
ふかふかの布団になるんだ
お疲れ様
本当にご苦労様でした
君にとっても僕の肩が
不器用な僕の両手が
疲れた君の一日の終わり
暖かい癒しになるように
自然に君と息を合わせたい
ピタッと君を包み込む浴槽のお湯のように
暖かくそしてすこしの隙間もなく
つまらない失敗で一杯だった
恥ずかしい僕の
一日の終わりには
君という取っておきが
君のその肩が
君の小さなその両手が
疲れた一日の終わり
ふかふかの布団になるんだ
お疲れ様
本当にご苦労様でした
君にとっても僕の肩が
不器用な僕の両手が
疲れた君の一日の終わり
暖かい癒しになるように
自然に君と息を合わせたい
思いっきり笑うことも
思いっきり泣くことも
出来ない疲れた一日の終わり
それでも君の隣なら
幼い子供のように駄々をこねて
息も出来ないくらい笑う
自分でも出会ったことない自分に絶句する
お疲れ様
本当にご苦労様でした
君は僕の誇りだよ