夏が終わってもさっぱりしたものが食べたくなる日ってありますよね。
そんなときにぴったりなのが冷しゃぶです。
しかしすぐ火が入りやすいだけにおいしく作るのが意外と難しい料理だと思っている人も多いと思います。
そんな人に朗報です!
今回は、簡単に誰でも柔らかくておいしい冷しゃぶが作れる2つのポイントをご紹介します。
ポイントは砂糖&常温
冷しゃぶの作り方
①水に砂糖と酒を入れて沸騰させる
鍋に水1ℓ・砂糖大さじ1・酒大さじ1を入れて沸騰させます。
砂糖には豚肉のタンパク質の凝固を抑える効果があるので、お湯を沸かすタイミングから砂糖を入れておきましょう。
②沸騰したら火を消して1分待ち豚肉を入れる
お湯が沸いたらすぐに豚肉を入れるのではなく火を止めて1分待ちます。
豚肉を高温のお湯に入れると一気に収縮してしまうので、少し温度を下げるために1分は待ちましょう。
1分経ったら豚肉を1枚ずつお湯の中に入れ色が変わったら取り出します。
③常温の水に豚肉を入れる
色が変わって取り出した豚肉は常温の水の中に入れます。
ほとんどの人はキーンと冷えた氷水の中に豚肉を入れると思いますが、これをすると氷水で豚肉の脂が一気に凝固して固くなってしまうんだとか。
そうならないためにも常温の水に入れて冷ますようにしましょう。
氷水ではなく常温の水でいいというのは寒い今の季節にはうれしいことですね。
④ざるにあげて水気を切る
常温の水に入れて冷ました豚肉は最後にざるにあげて水気を切ります。
せっかく柔らかくできても肉がべちゃべちゃだとおいしさが半減してしまいますよね。
しっかり水気を切ったら冷しゃぶの完成です。
さて出来栄えは?
2つのポイントを守って作った冷しゃぶが出来上がりました。
作り方はとても簡単でしたね。
出来上がったものをお皿に並べた時点でいつもは固そうな豚肉がふんわり。
食べる前からかなり期待値が上がります!
いざ食べてみるといつもはしっかり咀嚼が必要な豚肉が今回は軽く噛むだけでなくなっていきました。
ほんのり豚肉の甘みも感じられて本当にお店で食べるような冷しゃぶになりました。
これからの季節、温野菜と一緒に食べたい冷しゃぶ
冷しゃぶはなんとなく夏のイメージですが温野菜との相性もばっちりなので、今回ご紹介した作り方でぜひ通年を通して冷しゃぶを楽しんでみてください。
ではまた!