「みんなそうやって生きている。
あなただけが辛いんじゃない。」
この言葉、
私は世界で一番いけない慰め方だと思います。
その相手と他人を比べること
こういう言葉もあるじゃないですか。
「死ぬ気で生きろ」
私は一番よくない慰め方だと思います。
辛い人、憂鬱な人、苦しんでいる人、疲れている人に対して
「こんな考え方で、こんな勇気で」
「他のことをしろ!」
「おい、お前そんなに辛くて疲れて」
「良くない考え方をしている、そのエネルギーでたださっさと動いて」
「する事を早く片付けた方がいいよ。」と
話してあげるのは
実は、その人自身もわかっているのです。
早く行動しなきゃというのはわかっているのでしょう。
すごくそうしたいでしょう。
でもできないから
目に見える…
体の傷とは違うと思います
心の傷というのは
だから誰かを慰めるときは
「私の目に見えない何かがあるかもしれない」
という考えを持たなきゃいけないんじゃないかなと思います。
もちろん私もこんな話をしながら
誰かを傷つけたことがあると思うし
私も傷ついたこともあるので
ただリスナーの皆さんにこういう愚痴みたいな話をしてみたかったんですよ。
誰かを慰めるときは
他人と比較しながらもしくは
他の誰かの状況と比較しながら慰めるよりは
ただその人について話をしてあげるのがいいんじゃないかなと
私は…思います。